[原子力産業新聞] 2000年7月13日 第2046号 <4面> |
[テクソル] 超小型携帯モニター販売重量わずか170グラム光学機器や電子管などの輸入販売を行っているテクソル(本社・静岡県浜松市、鈴木英樹社長)はこのほど、米センサーテクノロジー社の超小型携帯放射線モニター「ラディエーション・ぺージャー」の国内販売を開始した。 「ラディエーション・ぺージャー」は、原子力発電所をはじめ、セキュリティー業務関係、税関検査官、病院などの緊急業務向けに開発された携帯用放射線モニターで、自然放射線バックグランドを超えたX線やガンマ線を感知すると、点滅LEDやブザー、振動で警告を発し、放射線源の位置を特定する。また、放射線量はLEDディスプレイにより10段階表示できる。世界最小の超小型光電子増倍管(PMT)とセシウム−ヨウ素クリスタルタルシンチレータの採用により、1時間当たり11マイクロレントゲンという高感度を実現。これはガイガー管(GM管)を用いた同サイズのモニターの数百倍の感度に相当するという。重量170グラム。アルカリ乾電池2本で、1年以上便用可能。オープン価格。 問合せは、同社(電話 053-468-1201)まで。
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