[原子力産業新聞] 2000年7月27日 第2048号 <2面>

[原子力囲碁大会] 三菱重工業がAリーグ団体戦優勝

原子力関係者が囲碁を通じて相互の親睦を図る「第14回原子力囲碁大会」が8日、東京・市ヶ谷の日本棋院で開催された。

大会は今年から新たに世話人に就任した池亀亮東電相談役の挨拶で始まった。台風3号の接近で大会開催が危ぶまれたが、結果的には大きな影響もなく、原子力関係企業・機関の囲碁愛好家約250人、40チームが集まリ、A、B、Cの3リーグに別れて、1チーム5人による4回戦により、それぞれ西澤杯、電事連杯、電機工業会杯を争った。

試合結果は以下のとおり。
Aリーグ優勝・三菱重工業、準優勝・三菱電機、3位・核燃料サイクル開発機構
Bリーグ優勝・石川島播磨重工業、準優勝・電力中央研究所、3位・日本原子力研究所
Cリーグ優勝・科学技術21、準優勝・原安委グループ、3位・電源開発

対局終了後の懇親会の場で、蛯名将輝日本棋院青森県本部理事長から、10月1日に青森市で開催される「2000青森囲碁フェスティバル」への協力依頼があった。青森の大会は、日本原燃本社が青森市に設置された92年に開始されたもので、青森県最大の囲碁大会として定着してきている。毎年、日本原子力産業会議が事務局になって有志による混成チームを派遣している。 (連絡先・原産総務本部・鈴木またはアジア協力センター・井上)


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