[原子力産業新聞] 2000年8月24日 第2051号 <3面> |
[米国] USEC、パデューカエ場の耐震対策完了米ウラン濃縮会社 (USEC) は先月末、ケンタッキー州パデューカのガス拡散法ウラン濃縮工場で耐震牲改造計画が完了したと発表した。 この計画は工場の耐震性に関して米国原子力規制委員会が定めた要求項目をクリアするため、95年から開始されていたもの。2つの濃縮建屋で徹底的な設計分析や、追加で補強が必要なエリアの特定が実施されたほか、688か所で補強用の鋼性支柱が取り付けられた。作業全体に要した延べのマンパワーは100万人・時以上で、費用は7,200万ドルとなっている。
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