[原子力産業新聞] 2000年10月5日 第2057号 <5面> |
[原子力学会] 輸送容器の定検原則−点検基準で意見公募日本原子力学会標準委員会はこのほど、「使用済燃料・混合酸化物新燃料・高レベル放射性廃棄物輸送容器定期点険基準」の原案をまとめ、一般から意見を募集することとなった。 同基準は、軽水炉型原子力発電所等の使用済燃料を輸送する容器、軽水炉型原子力発電所用混合酸化物新燃料を輸送する容器及び高レベル放射性廃棄物 (ガラス固化体) を輸送する容器について、輸送の安全を確保する観点からその性能が維持されていることを確認するために、輸送が行われる前に実施する点検及び保管中を含む供用期間中に定期的に実施する点検の原則を定めて規定するもの。主な内容は、適用範囲、定義、定期点検 (定期検査及び定期保守の実施区分と頻度、定期検査及び定期保守の有効期間、定期検査、定期保守、保管検査、軽微な傷・錆の補修)、検育方法、記録、定期点検計画書、附属書、解説−となっている。 意見の受付けは10月2日から12月1日まで。問合わせならぴに意見提出先は、日本原子力学会事務局標準委員会担当 (東京都港区新橋 2-3-7 新橋第2中ビル。電話 03-3508-1263。ファックス 03-3581-6128。電子メールアドレス sc@aesj.or.jp) まで。意見には氏名、連絡先、住所、電話番号、ファックス、または電子メールアドレスを明記のこと。上記問合せ先、ならびに同学会各支部において、標準原案の閲覧が可能。同委員会ではホームページ(http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/aesj/sc/) にも議事録を掲載している。 各学会支部は以下の通り。
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