[原子力産業新聞] 2000年10月5日 第2057号 <5面>

[サイクル機構] 国際エネ・フォーラムを来月開催

核燃料サイクル開発機構は11月9日、10日の両日、「敦賀国際エネルギーフォーラム 2000 −エネルギー研究開発と魅力ある地域づくり」を敦賀市の福井県若狭湾エネルギー研究センターで開催する。同フォーラムは「地域」をキーワードに、(1)21世紀の国際関係とエネルギー問題(2)研究開発の地域振興への貢献(3)「もんじゅ」の新しい使命と期待−のセッションを設けるほか、特別セッションとして「原子力防災」を取り上げ、講演やパネル討論を行い敦賀地区での核燃料サイクル開発事業について理解してもらうのがねらい。

藤家洋一原子力委員長代理が「21世紀の原子力」と題して基調講演を行うほか、「変貌する国際関係とエネルギー問題」と題した舛添要一氏 (舛添政治経済研究所長) による特別講演、「新原子カ長期計画を受けてのサイクル機構の炮負」(竹内榮次同機構副理事長) の講演と、国内および米 (上院エネルギー・天然資源委員会、エネルギー省、アルゴンヌ国立研究所)、英 (保健安全執行部)、仏 (政府高官、駐日大使館参事官)、中国 (国家発展計画委員会エ ネルギー研究所) 等からの発表および講演者・発表者が参加してのパネル討論を予定。また、同フォーラムの最後には、地元有志と登壇者、関係者による「原子カフリートーク」の時間を設けている。

無料。参加申込み締切りは25日。問合せ・申込みは同フォーラム事務局 (ペスコ敦賀事務所内・電話 0770-21-3751) まで。


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