[原子力産業新聞] 2000年10月19日 第2059号 <1面> |
[JCO臨界事故] 一次滞在者らの線量評価を公表科学技術庁は、昨年の JCO 臨界事故の際に、臨界継続時に避難要請区域内に一時的に滞在していた周辺住民28人、防災業務関係者175人、報道関係者26人についての行動調査・線量推定を実施し、結果を公表した。 それによると、5ミリシーベルト以上10ミリシーベルト未満の者は防災業務に携わった自治体関係者の1名で、一次滞在の住民のほか、その他防災業務関係者、報道関係者はいずれも線量推定値は0以上5ミリシーベルト未満だった。 科技庁はすでに今年1月、JCO 従業員、周辺住民等の線量評価結果をまとめており、今回はそれ以外の人を対象に線量評価を実施したもの。
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