[原子力産業新聞] 2000年10月26日 第2060号 <12面>

[日本原燃] 高レベル廃棄物貯蔵施設が定検入り

日本原燃は高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの第6回目の施設定期検査を今月23日から開始した。

施設定期検査期間は、1か月程度を予定している。

その間に、主な施設定期検査としては (1) 警報装置、連動装置の作動 (2) 放射性廃棄物の処理能力 (3) 主要な放射線管理施般の性能 (4) 放射線管理を必要とする場所の線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度 (5) 核燃料物質等を限定された区域に閉じ込める能力などの項目を検査することにしている。

ウラン濃縮施設についても17日から第1回目の定期検査に入った。約2か月の予定で、非常用の動力装置や施設の放射線管理等の設備等の検査を行う予定。


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