[原子力産業新聞] 2000年11月9日 第2062号 <3面>

[フランス] フラマトム社、英ドーンレイ施設の解体で契約

フランスのフラマトム社は10月24日、英国スコットランド北部にあるドーンレイ施設の高速炉 (DFR) 解体撤去関連で2件の契約を英国原子力公社 (UKAEA) から獲得したと発表した。

同施設では60年をかけた大型の浄化・復旧計画を UKAEA が先月9日に明らかにしたばかり。その一部としてフラマトム社が請け負う作業は、原子炉冷却系の配管を切断するための遠隔操作工具の開発で、契約額は150万ユーロ (1億3,800万円)。もう一方は使用済み燃料貯蔵プールに関する水処理やスラッジの回収、燃料ラックの撤去などで450万ユーロ (4億1,300万円) が同社に支払われることになる。これらは3年で完了する予定。


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