[原子力産業新聞] 2000年12月21日 第2068号 <8面>

[原燃] ISOを取得

濃縮、廃棄物施設など

日本原燃は、15日、現在操業しているウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センターおよび再処理・貯蔵管理センター (高レベル放射性廃棄物貯蔵管理施設と使用済燃料受入れ・貯蔵施設) の4施設について、品質保証システム ISO9002 の認証を取得したことを明らかにした。

1998年10月以降、品質保証活動を強化すべく、社外審査認証機関の専門家による客観的評価と評価結果に基づく改善が期待できる ISO の認証取得を目指し、1999年3月には各施設に「ISO 認証取得推進室」を設置して、各施設での認証取得の推進・管理・調整などを進めてきたもので、国際的な品質保証のお墨付きを得たことになる。

日本原燃では、今回の認証取得について「品質保証活動の新たな出発点と捉え、施設の安全確保の手順について常に改善を図るとともに、今後とも社会に信頼される企業を目指して努力してまいりたい」としている。


Copyright (C) 2000 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.