[原子力産業新聞] 2001年2月1日 第2073号 <2面>

[燃料輸送] 返還高レベルが今月到着

電気事業連合会などは1月30日、フランスから返還される高レベル放射性廃棄物を積んだ輸送船「パシフィック・スワン号」 (約5,000トン) が2月20日、青森県・六ヶ所村のむつ小川原港に入港する予定である事を発表した。

6回目の返還となる今回は、東京電力、中部電力、関西電力、九州電力、日本原子力発電の5社のガラス固化体192体が輸送されている。輸送船は現地時間の12月19日午後8時 (日本時間12月20日午前4時) に仏国シェルブール港を出港後、南米のホーン岬を経由するルートで、現在日本に向けて順調な航海を続けている。


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