[原子力産業新聞] 2001年2月8日 第2074号 <2面>

[使用済み燃料] キャスク5基の使用済み燃料を搬入

青森県・六ヶ所村の日本原燃再処理工場に搬入される使用済み燃料を積んだ専用運搬船「六栄丸 (約5,000トン)」が6日午前、むつ小川原港に接岸した。第3回目の搬入となる今回の輸送では、キャスクの数が過去最高の5基となったため、搬入作業は翌7日までかけて実施された。

今回運び込まれたのは、中部電力浜岡発電所分の使用済み燃料 (約11トンU) および、東京電力福島第二発電所分の使用済み燃料 (約20トンU) の、合計約31トンU。福島第二からは2回目の搬入となる。

日本原燃では、今年度中に合計約97トンU の使用済み燃料を搬入するとしており、六ヶ所村再処理工場の使用済み燃料貯蔵プールには昨年12月と今年1月の2回の搬入で、日本原子力発電・東海第二、東北電力・女川、東電・福島第二の3発電所から、合計約35トンU の使用済み燃料が運び込まれている。


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