[原子力産業新聞] 2001年2月8日 第2074号 <3面>

[インド] 国内原子炉に地震の影響なし

インドでは先月26日に西部のグジャラート州で大規模な地震が発生したが、インド原子力公社 (NPCIL) は震源地のブジから最も近い位置 (約300km) に立地していたカクラパー原子力発電所でも2基の原子炉 (各22万kW、加圧重水炉) が安全に通常通りの操業を続けていると伝えた。

NPCIL によると、インド国内で稼働する原子炉14基はすべて耐震設計になっており、カクラパー発電所より震源地から遠い発電所でも地震動は感じられたものの特に影響は受けておらず、そのまま運転継続中であるという。


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