[原子力産業新聞] 2001年2月15日 第2075号 <1面>

[関西電力] 使用済み燃料の貯蔵能力が増強

関西電力は8日、大飯発電所3号機の使用済み燃料貯蔵設備の貯蔵能力増強工事を完了したことを明らかにした。1999年8月から貯蔵能力の増強をはかるため工事を行ってきたもので、8日に経済産業省の使用前検査に合格し、完成となった。

3号機の使用済み燃料貯蔵ピットに関しては、これまで1、2号機との共用で974体の容量であったが、今回の工事で2,129体分に増強された。

なお4号機も同様に974体から2,129体への増強工事を実施中だ。


Copyright (C) 2001 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.