[原子力産業新聞] 2001年2月15日 第2075号 <1面>

[サイクル機構] もんじゅ工事計画を県・市議会に説明

核燃料サイクル開発機構は16日、福井県議会と敦賀市議会に対して、事前了解を求めて昨年12月に県と市に提出した高速増殖炉原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏洩対策に関する工事計画について説明を行う。

都甲泰正理事長をはじめ竹内榮次副理事長らが出席の予定。県議会、市議会の議員にあらためて工事計画の内容を示し、理解を求める。

また、国からも担当者が両議会を訪れ、新長期計画での「もんじゅ」の位置づけや運転再開の意義について説明する。

県議会の2月定例会は27日に開会し、会期は来月21日まで。敦賀市議会は来月6日から21日までとなっている。今会期中の審議で知事らの事前了解が出されるかどうかが焦点だ。


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