[NSネット] 女川・伊方の両発電所でピアレビューを実施

ニュークリアセイフティーネットワーク (NSネット) はこのほど、第９回と第１０回の相互評価 (ピアレビュー) を終了した。

ピアレビューは、NS ネット会員の専門家により構成されるチームか会員の事業所を相互に訪問し、課題の摘出および良好事例の共再化を図る目的で行われる同ネットの中心となる事業。第９回目は１月２２日から５日間、石川島播磨重工業、電源開発、関西電力、三菱重工業、ニュークリア・デベロップメントおよび NS ネットからなる６名の評価チームが、東北電力・女川原子力発電所を対象に組織運営、緊急時対策、教育・訓練、運転・保守、放射線防護および重要課題対応の分野について、業務の直接観察・調査、関係者との面談および文書調査を実施。また第１０回目は、四国電力・伊方発電所を対象に富士電機、原燃輸送、東京電力、日本核燃料開発、三菱マテリアル、NS ネットからの６名の専門家が、今月６日から４日間の日程で調査を実施した。

なお、レビュー結果については調査終了後約１か月を目途に、同ネットホームページ ( htpp://www.nsnet.gr.jp/ ) で報告書が公表される予定だ。