[原子力産業新聞] 2001年3月1日 第2077号 <1面>

[青森県/経済省] 燃料サイクルの推進など確認

青森県の木村守男知事は2月22日、平沼赳夫経済相と核燃料サイクル政策などについて意見交換を行った。

木村知事はその中で、核燃料サイクルの国策としての位置づけや、プルサーマル計画の着実な推進および、青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしないといった従来の方針を、省庁再編後の経済産業省が継続して行っていくかあらためて確認した。

会談で平沼大臣は、昨年策定された原子力長計でも着実に進めるとしていることから、核燃料サイクルおよびプルサーマルは旧通産省時代と同様に推進していく方針であると述べるとともに、「知事の了承なしでは青森県を最終処分地にしない」との科技庁長官との文書も引き継いでいくことをあわせて説明した。


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