[日本原電] 再処理委託先の確認方法を変更申請

日本原子力発電は２月２１日、敦賀発電所１号機、２号機の使用済み燃料の再処理委託先確認方法の一部変更についての設置変更許可申請を、経済産業大臣に申請した。

使用済み燃料の再処理委託先確認方法について従来、「再処理の委託先の確定は燃料の炉内装荷前までに行い、政府の確認を受ける」としていたものを、「燃料の炉内装荷前までに行い、政府の確認を受けることとする。ただし、燃料の炉内装荷前までに使用済み燃料の貯蔵・管理について政府の確認を受けた場合、再処理の委託先については、搬出前までに政府の確認を受ける」と変更する。

原子力平和利用の観点から、再処理委託先が核不拡散上問題のないことを政府として確認するうえで、使用済み燃料の搬出前までに政府の確認を受けることを可能とするための変更だ。