[原子力産業新聞] 2001年3月8日 第2078号 <2面>

[サイクル機構] 緊急時支援の拠点建設開始

核燃料開発サイクル機構は2日、茨城県ひたちなか市の西十三奉行地区で原子力緊急時支援・研修センターの建屋建設に着工した。

建設が始まったのは支援建屋、研修建屋、資機材庫の3棟。支援建屋は延床面積が約2,000平方メートル。原子力緊急時には専門家を招集し、情報の収集・分析を行うなど、国や自治体等への専門的・技術的支援活動の拠点となる。研修建屋は平常時、関係者への原子力防災研修が行われるとともに緊急時にはプレスセンターとして使われる。緊急時支援・研修センター全体は敷地面積が約16,000平方メートルで、今年11月にはこれらの建屋が完成する予定だ。


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