[原子力産業新聞] 2001年4月12日 第2083号 <1面>

[原子力安全委員会] ロゴマークを決定

一般の意見も反映

原子力安全委員会は5日、新しく委員会のシンボルとしてロゴマークを決定し、公表した。

シンボルマークは、原子力安全委員会の英語名「Nuclear Safety Commission」の頭文字を取り、それぞれをデザイン化したもの。

マークの形は、中央に「N」と「S」を重なりあわせ、原子核のエネルギーの象徴として躍動感を表現するとともに、周囲を包み込む「C」は安全な未来のための研究と監視の組織力を表したものだという。

赤青緑の3色が使われていて、赤が「ヒューマン・レッド」で正直さや誠実さを、青は「インテリジェント・ブルー」として使命感や先見性を表わしている。また、「セーフティグリーン」の緑は安全・公正を示している。

安全委員会では、事前にデザインの案を東海村の中学・高校生に見せ意見を聞くなどし、候補を絞り込んだ中からシンボルマークを選んだ。


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