[原子力産業新聞] 2001年4月12日 第2083号 <2面> |
[日本原子力学会] 原子力学会賞を贈呈14名、4団体に日本原子力学会は、第33回 (2000年度) 「日本原子力学会賞」の受賞10件 (受賞者14名、4団体) を下記の通り決定し、3月27日に都内で贈呈式を行った。(敬称略) 【論文賞】▽高温冶金法による TRU 分離プロセス開発に関する基礎的研究 (電中研・井上正、坂村義治、木下賢介) ▽高燃焼度における軽水炉燃料の微細組織変化と燃料性能 (日本核燃料開発・樫部信司、(The University of Queensland・野北和宏)、 (日本ニユクリア・フユエル・宇根勝巳) ▽ジルコニウム合金の均一腐食および水素吸収に及ぼす析出物の電気化学的役割 (三菱マテリアル・磯部毅、村井琢弥、前義治) 【技術賞】▽レーザによる残留応力改善技術の開発および原子炉内構造物への適用 (東芝・佐野雄二、濱本良男)、(中部電力・庄司卓) 【奨励賞】▽原子力事故に備えたリアルタイム放出源情報推定システム (原研・北端秀行) ▽雑固体廃棄物セメント固化体における水素ガス発生の低減 (日立製作所・松尾俊明) 【貢献賞】▽科学実験を通じて放射線の理解を深める活動 (科学実験を楽しむ会「放射線ウオッチング」) 【技術開発費】▽ウラン転換技術開発 (サイクル機構人形峠環境技術センター) ▽わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性−地層処分研究開発第二次取りまとめ (サイクル機構) ▽原子力発電プラントセーフティサポートシステムの開発 (「原子力発電支援システム開発組合」東芝、日立製作所、三菱重工、三菱電機) |