[原子力産業新聞] 2001年4月26日 第2085号 <2面>

[COP6] 再開むけ閣僚非公式協議

COP6 再開会合にむけた閣僚レベルの非公式協議が21日、ニューヨークで開かれた。

同会合は、昨年11月のハーグ (オランダ) での COP6 中断後に開催される初めての閣僚レベル会合。米新政権による京都議定書不支持表明等の最近の動きを踏まえた上で、現状認識及び今後の対応につき議論が行われた。会合には、日本を含め40数か国が参加、米国新政権の京都議定書不支持の表明に関しては、ほぼ全ての国から懸念が表明され、また、米国に対し、現在行われている気候変動に関する閣僚レベルの政策見直しの結果を早期に明らかにするよう要請があった。また、ほぼ全ての参加国から、7月のボンにおける COP6 再開会合の成功にむけ全力で努力する旨の表明がある一方で、一部の参加国からは、努力してもどこまで達成可能か慎重な見方も示された。


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