[原子力産業新聞] 2001年5月24日 第2088号 <3面>

[ルーマニア] チェルナボーダ1の認可を更新

ルーマニア国営の電力会社である Nuclearelectrica が9日付けで伝えたところによると、国家原子力活動管理委員会は同国で唯一稼働するチェルナボーダ原子力発電所1号機 (70万6000kW、CANDU) の運転認可を2003年まで更新した。

96年12月に営業運転を開始した同炉は、欧州で初の加圧重水炉であると同時に東欧で初めて旧西側の原子炉メーカーであるカナダ原子力公社 (AECL) が設計・供給したもの。運転認可は2年ごとに更新の審査を行うことになっている。

同発電所サイトでは1号機のほかに同型の2号機が83年に着工している。


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