[原子力産業新聞] 2001年7月19日 第2096号 <1面>

[気候変動枠組条約] COP6会合が再開

議定書発効の見通し不透明

気候変動枠組み条約の第6回締約国会議 (COP6) が16日、ドイツのボンで再開した。

昨年のハーグ会合では合意に至らなかった京都議定書の運用をめぐり各国が再度合意を目指す中で、国益にそわないとして京都議定書からの離脱を表明した米国の出方が焦点となる。EUグループと意見が対立する一方で、日本が米国を説得できるのか、森林吸収源の CO2 削減分や原子力発電も含めた京都メカニズムの扱いでどの程度日本の主張が認められるか、27日まで続く交渉に注目が集まる。


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