[原子力産業新聞] 2001年7月26日 第2097号 <2面>

[原産] 10月16、17日金沢で台湾と安全セミナー開催

日本原子力産業会議は10月16日と17日の両日、第16回日台原子力安全セミナーを石川県金沢市内の KKR ホテル金沢で開催する。

19日に開催された同セミナー準備委員会 (委員長・石原實北陸電力副社長) において、テーマやプログラムの大枠が固まった。

本セミナーは台湾との間で原子力安全に係る情報・意見の交換、ならび関係者の交流を図るため、1986年より毎年開催されている。

台湾での第4 (龍門) 原子力発電所建設工事の一時中断や、第3 (馬鞍山) 原子力発電所の全電源喪失事故などを受けて、今回のセミナーでは、「原子力安全文化と企業文化」、「台湾第3原子力発電所全電源喪失事故・原因と今後の課題」、「使用済み燃料および放射性廃棄物の管理と貯蔵」、「安全解析コードの開発」、「放射線防護と環境モニタリング」の5つのテーマを設けてパネル討論および論文発表を行う予定。

また、今回セミナーの参加募集と同時に、セミナー開催の前日10月15日に実施される北陸電力・志賀原子力発電所見学会への参加募集も行う。

問合せは原産会議・政策企画本部 (電話 03-3508-7927、電子メール jkseminar@jaif.or.jp) まで。


Copyright (C) 2001 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.