[原子力産業新聞] 2001年8月2日 第2098号 <4面> |
[原安協] 地震PSAなどテーマに安全総合発表会開催へ原子力安全研究協会は8月28、29日の両日、第34回「原子力安全研究総合発表会」を東京都千代田区平河町の全共連ビルで開催する。 今回は、(1) 原子力安全確保活動における地震時確率論的安全評価 (地震 PSA)の役割 (2) 高速増殖炉の実用化に向けた研究開発と安全性の考え方 -- を主要テーマに講演およびパネル討論を行う。 1日目のプログラムは、「序論・原子力安全確保活動の現状」(近藤駿介東大院教授)、「現行原子力耐震設計の概要と国内外の耐震設計の動向」(高田毅士東大院助教授)、「国内外の地震 PSA の動向と日本原子力研究所の現状」(村松健原研原子炉安全工学部安全評価研究室主任研究員・次長) などの講演と、近藤駿介氏の司会による総合討論。 2日目は、藤家洋一原子力委員会委員長が「核燃料サイクルの重要性と FBR 開発」と題して特別講演を行うほか、「FBR サイクル実用化戦略調査研究の進捗と成果」(可児吉男サイクル機構大洗工学センターシステム技術開発部長) などの講演と、相澤清人氏を座長に、「FBR サイクルの実用化に向けた研究開発課題と今後の取り組み」をテーマとしたパネル討論を行う。パネリストには、稲垣達敏日本原子力発電高速炉開発部長、落合政昭原研エネルギーシステム研究部長、可児吉男氏、田下昌紀新型炉技術開発技術部主監、成合英樹筑波大教授を予定。 参加登録は8月20日まで。参加費 (講演論文、消費税込み) は1万1000円。 問合せは、同協会 (電話 03-5470-1985)まで。 |