[原子力産業新聞] 2001年8月2日 第2098号 <2面>

[島根県] 中国電力と年内にも、安全協定会改定へ

島根県は6日、中国電力および同県の鹿島町と結んでいる、中国電力・島根原子力発電所に関する安全協定を改定することを明らかにした。

8日から2週間の間、県民の意見を募集したうえで、年内にも改定を実施する計画だ。

改定により、今までは発電所の増設のみとされていた事前協議の対象が、国の安全審査の対象とされている全ての事項に拡大するほか、独立した条文が設けられ、積極的な情報公開を進めるといった内容も新たに盛り込まれるという。加えて現在、「異常時のみ」とされている県や町の立入検査が、平常時にも可能と変更されるということだ。


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