[ロシア/インド] クダンクラム原発建設で契約へ

ロシア原子力学会は７日、インドのクダンクラム原子力発電所 (各100万kW、VVER 2基) 建設計画について、ロシアとインド両国は大幅に遅れていた総合契約に１０月中にも調印する見通しになったと発表した。

この計画については８８年に旧ソ連がインドと政府間協定を締結。９８年には同協定の追加文書として建設計画の詳細について合意文書が交わされ、現在、技術設計作業が最終段階を迎えている。

クダンクラムには８０〜９０億ドルの予算で原子炉を６基まで建設することが検討されており、ロシアは国際原子力機関 (IAEA) の保障措置の下でインドに天然ウランを供給する計画だ。