[原子力産業新聞] 2001年10月4日 第2106号 <2面>

[環境省] 京都議定書の批准めざしフォーラム

目標達成にむけ論議

環境省と全国地球温暖化防止活動推進センターは10日午後1時15分から、東京都千代田区丸の内の東商ホールで、地球温暖化防止フォーラム in 東京「京都議定書目標達成の方途」を開催する。2002年の京都議定書の発効を目指し、国民の地球温暖化防止に対する理解を深めるとともに、京都議定書批准に向けた国内の環境整備を急ぐため展開している地球温暖化防止キャンペーンの一環。

同フォーラムでは、産業界や市民団体等から、7名のパネリストを招き、我が国の京都議定書批准およびその後の温室効果ガス6%削減達成に向けた主要な課題に関し、産業界の取組みやその他の多面的な対策手法などについて議論を行い、「持続可能な社会」を実現するための究極の課題をさぐる。

フォーラムではまず加藤三郎・環境文明21代表理事が「COP7 を前に産業界に期待するもの」を題して基調講演を行う。

パネル討論ではコーディネーター役を加藤三郎氏がつとめ、パネリストとして桝本晃章東京電力副社長、吉田武治東京ガスエネルギーソリューション事業部長、水戸部啓一本田技研工業環境安全企画室長、豊田榮次 (杜) 全日本トラック協会専務理事、横山裕道毎日新聞論説委員、鮎川ゆりかWWF・JAPAN 気候変動日本担当オフィサーが出席する。


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