[中国電力] 島根発電所、六ヶ所に使用済み燃料搬入

中国電力の島根原子力発電所から、六ヶ所村の日本原燃の使用済み燃料受入れ・貯蔵施設への使用済み燃料輸送作業が、９月２９日〜１０月４日の日程で行われた。

今回運ばれたのは、BWR 用使用済み燃料１１０体 (約１９トンＵ)。NFT-22B 型輸送容器５基に収納された状態で、９月２９日に島根原子力発電所専用岸壁で、専用輸送船「六栄丸」に積み込まれ運搬された。

一方、日本原燃は５日、今年度３回目となる低レベル放射性廃棄物の輸送計画について明らかにした。それによると、今回、輸送の対象となるのは、東京電力・福島第一原子力発電所から出た低レベル放射性廃棄物で、２００リットル入りドラム缶２０４０本 (輸送容器２５５個) に詰められた状態で、２４〜２６日の日程で輸送される。なお、輸送される低レベル放射性廃棄物は全て、原燃六ヶ所村の「二号埋設」対象の廃棄体ということだ。