[原子力産業新聞] 2001年11月29日 第2114号 <2面>

「電源地域振興センター」 電気のふるさとじまん市

電源地域の特産品展示

電源地域振興センター (本郷英一理事長) は25日までの3日間、千葉市の幕張メッセで、全国の電源地域市町村から特産品を一堂に集めて「電気のふるさとじまん市」を開催した。

この催しは、電源地域市町村の特産品の展示・販売や郷土芸能、観光名所などを首都圏の人々に広く紹介し、電気の生産地と消費地との交流の場とする日本最大級の物産・観光展として、90年から毎年開催されており、12回目となる今回は、40道府県219市町村から約4000品目もの郷土色あふれる名産品が集結。三連休となった期間中は約11万人の来場者があり、日頃手に入りにくい珍しい品を買い求めたり、会場内に設けられたステージで繰り広げられる郷土芸能を鑑賞する家族連れなどで賑わった。

会場内では、大水槽に放流されたスルメイカを参加者がすくって、そのイカをプレゼントされる青森県・六ヶ所村の「イカすくい」や、岩手県・胆沢町の高さ2メートル、重さ7トンの千本杵を使った日本一の大臼で、1回に800食分の餅をつく「大臼福餅つき」の試食コーナーなどが好評を博していたほか、地ビールを片手に焼きたて茹でたての特産品を堪能する人々で熱気に包まれた。また、電源地域の果たしている役割や電気の大切さをクイズやゲーム等で学べるコーナーでは、元気な子供たちの姿か目立っていた。


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