[原子力産業新聞] 2001年11月29日 第2114号 <4面>

[原文振] 「放射線」で意識調査

言葉のイメージ、必要性

日本原子力文化振興財団はこのほど、文部科学省からの委託事業として「放射線」という言葉に関する意識調査を開始した。放射線については、科学的な事実とは別に、感じ方や受け取り方が人により様々だと言われることから、こうした点を客観的な調査により明らかにして広く国民に知ってもらい、放射線に対する理解の一助とすることをねらうもの。

調査対象となるのは、一般市民、教育関係者、報道関係者、放射線に関する専門家。放射線についての知識や連想するイメージ、放射線を利用する必要性などを尋ねる内容で、調査結果は来年3月頃に報告書としてまとめられる予定だ。


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