[原子力産業新聞] 2002年1月7日 第2118号 <3面>

[スイス] ツヴィラーグ貯蔵施設、ガラス固化体を初搬入

HLWなど中間貯蔵

スイス原子力協会によると同国の北東部ピュレリンゲンに完成したツヴィラーグ社の放射性廃棄物中間貯蔵施設に12月12日、初めて放射性廃棄物のガラス固化体が搬入された。

この固化体はゲスゲン原子力発電所 (102万kW、PWR) の使用済み燃料棒110本をフランス核燃料公社 (COGEMA) のラアーグ再処理工場で処理したもの。28基のキャニスターに封入された高レベル廃棄物の固化体は、陸路でフランスからスイスに運ばれた。今後は年に2回程度の割合で同中間貯蔵施設に廃棄物が搬入されることになるという。

同施設は昨年初頭、高レベル放射性廃棄物 (HLW) と使用済み燃料を貯蔵する最終認可を取得したばかり。


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