[原子力産業新聞] 2002年2月14日 第2124号 <4面>

[WONUC] 世界原子力駅伝大会開催

世界各国の原子力産業に従事するランナーが、駅伝を通じて原子力の広報活動を行うユニークな大会が今年も行われることになり、日本からも参加希望者を募っている。

原子力従事者世界会議(WONUC)が主催する「第7回世界原子力駅伝大会」は今年5月15日から17日までの日程で、スウェーデンで開催される。今回は、マルメ市からバーセベック原子力発電所およびリングハルス原子力発電所を経由し、イエーテボリ市に至る約330キロメートルのコースで、約15か国から千人程度が参加すると見込まれている。

国ごとにいくつかのグループを編成し、約300キロメートル以上の長距離を8時間ごとにバトンをリレーしていく中で、スウェーデンの市民やメディアに対して原子力を正しく知ってもらうための広報活動を行うほか、政府・議会関係者に原子力推進をアピールする文書を届けることにしている。

日本からも10名以上でチームを構成、派遣が予定されていて、現在参加者を募集中だ。参加費用は1人当たり約20万円。あわせて日本からの参加に対する協力支援も募っている。締切リは3月8日。問合わせ・申込みは、マキシマラソン・ジャパン・ネットワーク菊地宏氏(原子力発電技術機構・原子力安全解析所)(電話03-4512-2750、E−メール h-kikuchi@nupec.or.jp)まで。


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