[原子力産業新聞] 2002年2月28日 第2126号 <4面> |
[医用原子力技術研究振興財団] 研究助成を募集医用原子力技術研究振興財団(森亘理事長)は、2002年度「医用原子力技術に関する研究助成の候補者を募集している。これは、高度先端技術である医用原子力技術に関する研究の推進を図り、その研究ならびに若手研究者の支援を目的としたもので、同財団の事業活動の一環として行われる。 同助成は、医用原子力技術研究における基礎的研究とともに、診断技術や治療技術、薬剤等の研究開発を対象としているが、2002年度の対象テーマは、(1)腫瘍のCharacterizationの画像化に関する研究(2)人工知能を用いた放射線治療計画に関する研究(3)腫瘍および正常細胞内硼素濃度の測定に関する研究−。助成金額は1件につき100万円で2002年度の助成件数は5件以内としている。 助成対象者は、わが国の医用原子力技術研究に従事する大学、病院、研究機関等に所属する研究者(40歳以下)または研究グループ(主たる研究者が40歳以下)で、推薦者からの申請を同財団の選考委員会において選考の上、役員会の承認を得て決定する。なお同助成の申請は、候補者の所属する機関の長または同財団が組織する役員会、他委員会等に所属する委員による推薦(ただし、同財団選考委員会委員は推薦者から除く)とする。 推薦書の提出締切りは5月7日(当日の消印有効)。 必要書類の請求、間合せは、同財団(電話03-3504-3961)まで。 |