[原子力産業新聞] 2002年3月7日 第2127号 <2面>

[放射線審議会] X線装置基準見直し

放射線審議会(長瀧重信会長)は、厚生労働大臣ならびに農林水産大臣から諮問を受けて検討したエックス線装置基準見直しによる放射線障害防止に関する技術基準の改正案に対して、一般から意見募集を実施している。

今回の見直しには、例えば従来の透視用エックス線装置基準ではエックス線管焦点皮膚間距離が「40センチメートル」以上になるような装置とするなどとしていたのを「30センチメートル」に改めることや、エックス線管焦点受像器間距離についてエックス線照射野をより大きく許容する改定案などが盛り込まれている。

答申案および意見記入用紙は、(1)放射線審議会事務担当室、文部科学省の各原子力事務所および原子力公開資料センターでの配付(2)インターネット(3)郵送−のいずれかで入手可能。意見は、記入要領に従い郵送、FAXまたは電子メールで送付する。締切りは今月15日。宛て先は同審議会事務担当室「放射線審議会答申意見募集係」(〒100-8966東京都千代田区霞が関3-12-2文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室。電話03-5253-4045、FAX03-5253-4048、電子メール genhosay@mext.go.jp)。


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