[チェコ] テメリン2号機燃料装荷

チェコのテメリン原子力発電所で１１日、建設中だった2号機(９７万２０００キロワット、VVER)への燃料装荷作業が完了した。燃料装荷認可は同炉の最終検査が無事完了したのを受けて政府・原子力安全局が発給したもの。同発電所では、装荷作業を開始した４日のうちに合計１６３体の燃料集合体のうち１８体の装荷作業を終えたとしている。今後は各種の試験や機器準備を経て初臨界達成を目指す計画だ。

なお、同1号機(９７万２０００キロワット、VVER)については、１月に定格出力に達したものの発電機のトリップにより２月中旬に計画外停止。一旦、運転を再開したが、２月２４日からは蒸気発生器などのメンテナンスのために定期検査に入っている。