[原子力産業新聞] 2002年4月11日 第2132号 <4面>

[サイクル機構] 敦賀で国際エネフォーラム

核燃料サイクル開発機構は25日、26日の両日、福井県敦賀市長谷の福井県若狭湾エネルギー研究センターで「第3回敦賀国際エネルギーフォーラム」を開催する。

同フォーラムでは、循環型社会における原子力の果たす役割について、(1)各国の21世紀におけるエネルギー政策と原子力の展望(2)FBR開発における「もんじゅ」の国際的役割(3)原子力技術がもたらす地域発展の可能性--の3つのセッションを設け、国際的な講演やパネル討論が行われる。この他、特別講演「専門家の『常識』と社会の『認識』--沈黙の螺旋を乗り越える」(加納時男文部科学大巨政務官)、基調講演「世界のエネルギー政策と原子力の役割」(竹内哲夫原子力委員会委員)、特別講演「高速増殖炉EBR-Iにおける世界初の原子力発電から50年」(L.C.ウォルターズ米国アルゴンヌ国立研究所上級技術顧問)を予定。また26日には、同フォーラムの一般参加者を対象に、原子力やサイクル機構の役割について小グループに分かれて説明および意見交換するプログラム「原子力熱中塾」も企画されている。

詳細問い合わせば、土日、祝日を除く午前9時-午後5時まで、同フォーラム事務局(サイクル機構敦賀本部国際技術センター内電話0770−39-9249、E-メールtief3@t-hq.jnc.go.jp)へ。


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