[原子力産業新聞] 2002年5月23日 第2137号 <2面>

[北陸電力] 共用処理設備設置へ

北陸電力は15日、志賀原子力発電所1、2号機から生じる低レベルの不燃性雑固体廃棄物処理に関する原子炉設置変更許可申請を経済産業大臣に行った。また、あわせて「志賀原子力発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書」に基づく事前の協議を石川県、志賀町及び富来町に申し入れた。

志賀原子力発電所の放射線管理区域内において定期検査等で発生する金属、保温材等は、不燃性雑固体廃棄物として現状は圧縮可能なものは圧縮減用し、ドラム缶等に詰めて、固体廃棄物貯蔵庫に貯蔵保管している。これらの不燃性雑固体廃棄物を青森県六ヶ所村にある日本原燃の低レベル放射性廃棄物埋設センターに搬出するため、新たに1、2号共用設備として固型化処理設備を導入し、不燃性雑固体廃棄物をモルタルにて固型化する計画。


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