[原子力産業新聞] 2002年6月6日 第2139号 <1面>

[東京電力] 福島第ニ・2の発電設備評価書提出

経済産業省原子力安全・保安院は3日、東京電力から原子力発電所における「定格熱出力一定運転に伴う発電設備の健全性評価書」が提出されたことを明らかにした。

今回、評価が実施されたのは、福島第二原子力発電所2号機。東電は同ユニットにおいて定格熱出力一定運転を実施した際の施設の健全性を、タービンミサイル評価、蒸気タービン設備の健全性評価、電気設備の健全性評価などを通じて確認。安全に運転が出来るとして、評価書を提出した。提出を受けた保安院では今後、評価書の内容の妥当性を確認する。なお現在、東電では柏崎刈羽原子力発電所2、5号機、福島第二原子力発電所3、4号機において、定格熱出力一定運転を実施している。


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