[中部電力] 浜岡２号機の水漏れ調査計画まとめ

中部電力は５月３１日、浜岡原子力発電所２号機で同２５日に発見された余熱除去系低圧注入管第２隔離弁のドレン配管(点検用の水抜き配管〕溶接部からの水漏れに対する調査計画をまとめ、原子力安全保安院に報告した。

計画では、水漏れのあった部分を切断して詳しく調べることとしており、切断前に配管検査として、水漏れのあった溶接部について、漏えい箇所の写真撮影、超音波探傷試験などによる漏えい部の状況把握及び溶接不良の有無の確認などを実施する。切断後には、溶接部についてファイバースコープによる内面確認、半割した試料内面の浸透探傷試験等を行うほか、材料調査として走査型電子顕微鏡（ＳＥＭ）による破面監察などを行うことにしている。