台湾原子力委員会は5月21日、蘭嶼島に一時貯蔵してある低レベル放射性廃棄物(LLW)について、これを島外に移動するか否かなど今後の対処法を検討する専門委員会を政府が設置するとのことで島民と合意に達していたことを明らかにした。
合意文書に調印したのは林義夫経済相で、今年末に現行契約が切れることから、LLWのドラム缶9万7,672本の処遇について専門委員会を通じて協議していく。