[原子力産業新聞] 2002年6月20日 第2141号 <2面>

[核融合連合] 「理解得る努力大切」

各融合エネルギー連合講演会「新しい展開に向けて」(=写真)が13、14日の両日、大阪市の大阪大学コンベンションセンターで開かれた。トカマク、ヘリカル、レーザーといったわが国で進められている核融合エネルギー研究を幅広くとりあげて、核融合エネルギーのみたすべき実用化の条件などについて活発なパネル討論が行われた。

そのなかで、講演を行った山東昭子参院議員は「環境問題から見た核融合エネルギー開発への期待」をテーマに、体験談などユーモアも交えて環境負荷の少ない原子力、かく 融合エネルギー開発への期待を述べるとともに、「専門家も一般の人たちにより理解されるよういろいろな場で説明する努力をしてほしい」と、一般国民の認識を高めていく大切さを強調した。


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