[原子力産業新聞] 2002年6月20日 第2141号 <2面> |
[環境省] エコ予報スタート環境省では、2月に開催された第1回「環の国くらし会議」における長島亜希子メンバーの発言を受け、財団法人日本気象協会と協力し、家庭生活に伴う二酸化炭素排出を気象条件と関連づけて予報するシステムを開発した。このシステムを利用することにより、首都圏の天気予報と関連して家庭生活に伴う二酸化炭素排出量の予報を行い、今月17日から、「環のくらしホームページ」(http://www.wanokurashi.ne.jp)で公開した。このシステムは、気温・湿度・風速などの気象データから奔出した体感温度と家庭における電気、ガス、灯油の消費量の関係が深いことから、それらの消費量から換算した二酸化炭素の排出量と体感温度の相関を求め、日本気象協会か随時行っている気象予報から二酸化炭素の排出量を算定、過去10年間の同時期の排出量と比較して排出量の大小を予報するもので、毎日3回更新される。また、二酸化炭素の排出量予報とあわせて「環のくらし一口メモ」として、冷房機器の賢い使い万など二酸化炭素の排出の少ない暮らしの工夫についても掲載される。 |