[原子力産業新聞] 2002年 7月 11日 第2144号 <4面>

[文科省] 革新型炉で課題公募

文部科学省は、研究開発段階の原子炉を対象とした革新的原子炉技術開発および核燃料サイクルシステム技術開発に関して、2002年度の技術開発課題を公募する。優秀な提案に対しては、技術開発を委託し、将来期待される革新的原子力技術の開発を推進する。

公募期間は7月12から7月31日まで。開発規模および期間は、@革新的原子炉技術開発=課題1件あたり年間上限5億円、開発期間は原則3年以内(最長5年)。A核燃料サイクルシステム技術開発=課題1件あたり年間上限2億円、開発期間は原則3年以内(最長5年)。今年度の採択課題数は、両分野それぞれ10件程度を予定。産学官のポテンシャルを幅広く活用するため、企業、大学、特殊法人、独立行政法人、公益法人等を公募の対象機関としている。

間合せは、「革新的原子カシステム技術開発公募」事務局〔UFJ総合研究所・研究開発本部 電話03−3569−0258(平日10時−17時)、Eメールkakushin-xt14@ufji.co.jpまで。なお、詳細については、同省ホームページhttp://www.mext.go.jp/に掲載。


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