[原子力産業新聞] 2002年8月1日 第2147号 <1面>

[原産] 来年の年次大会、準備委員長に児嶋福井大学長

日本原子力産業会議はこのほど、来年の第36回原産年次大会を2003年4月14日(月)から17日(木)までの4日間、福井県で開催することを決定した。会場は敦賀市の「敦賀市民文化センター」、「きらめきみなと館」ならびに福井市の「フェニックス・プラザ」で、最終日にはテクニカルツアーを予定している。

開催地については、わが国の原子力開発当初より多数の原子力発電所や高速増殖炉を立地する福井県の人々との交流を通じ、原子力への一層の理解促進に資するため、福井県からの要請も踏まえて、同県において開催することとなった。なお、同大会の基調テーマ、プログラムの編成等については大会準備委員会を設置して検討を行うこととし、同準備委員長には児嶋眞平・福井大学学長が就任する。

児嶋眞平氏(こじま・しんぺい)1936年京都市生まれ。1959年京都大学工学部工業化学科卒業後、日本カーバイト工業入社。61年京都大学工学部工業化学教室の助手。67年から翌年にかけて文部省在外研究員として米国カソリック大学に留学。86年京都大学教養学部教授、92年同大総合人間学部教授。97年から福井大学学長。


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