[原子力産業新聞] 2002年8月1日 第2147号 <2面>

[NSネット] 日立を対象に実施

ニュークリアセイフティーネットワーク(NSネット)は、7月24日〜26までの3日間、茨城県・日立市の日立製作所日立事業所(原子力事業部)に対し、相互評価(ピアレビュー)を実施した。

日立製作所では、1954年に原子力の開発に着手して以来、多数の沸騰水型軽水炉(BWR)および、改良型BWR(ABWR)プラントの開発・設計・製作・検査・据付から運転支援、アフターサービスを実施するとともに、新型炉や原子燃料サイクル分野での技術開発やシステム設計・製作などを行っている。

今回のレビューは、日立事業所における原子力事業部の安全推進活動について、製造現場である原子力機器の中心工場「臨海工場」を対象とし、組織・運営、教育・訓練、設計・製造重要課題対応の各分野について、現場観察、関係者との面談および、書類確認等を実施するかたちで実施された。


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