[原子力産業新聞] 2002年8月1日 第2147号 <2面>

[東京大学] 飯田國廣東大名誉教授が死去

東京大学名誉教授で発電設備技術検査協会顧問の飯田國廣氏(いいだ・くにひろ)が7月27日午前5時21分、急性気管支肺炎のため死去した。76歳。通夜、告別式は7月30日、31日に武蔵野さがみ典礼越谷葬斎センターで執り行われた。喪主は妻・相子(あいこ)さん。自宅は越谷市大泊524の11。

1963年東大工学部原子力工学科助教授に就任以来、日本の原子力界において主導的な役割を果たした。81年旧通産省の原子力発電技術顧問会会長。91年の関西電力美浜2号機蒸発発生器細管破断事故で、旧通産省の特別調査委員会の委員長を務めた。90年科学技術庁長官賞(原子力安全功労者表彰)受賞。


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