[原子力産業新聞] 2002年8月8日 第2148号 <3面>

[フランス] 原子力庁、解体計画の一環で実験炉を閉鎖

フランス原子力庁(CEA)は7月11日、グルノーブル研究所で40年近く実習訓練施設として稼働してきた出力100キロワットのシロエット実験炉を閉鎖した。

CEA報道官によると、同炉の閉鎖は原子炉解体プログラムの一環で、ムルジーヌおよびシローの両実験炉をそれぞれ89年と97年に閉鎖したのに続くもの。シロエット炉は63年に運転を開始し、年間約200名の訓練生を受け入れてきた。実際の解体および廃止作業は来年夏にも開始される計画だ。


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