[原子力産業新聞] 2002年8月22日 第2149号 <1面>

[北朝鮮] KEDOが本体着工

朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は、7日、北朝鮮の琴湖(クムホ)地区の建設サイト(=写真)で、原子力発電所本体基礎部分へのファースト・コンクリート注入を祝う起工式を開催、本体工事が本格的に始まった。式典には、米国、日本、韓国、EUなどのKEDO代表や関係国の代表らが出席した。

KEDOプロジェクトでは、韓国電力が主契約者となり、100万キロワットの韓国標準型炉(KSNP)を2基建設、原子炉部分は韓国の斗山重工業、タービン・発電機部分は日立・東芝のコンソーシアムが受注している。

今年6月には、現地で既に完成している訓練センターで、北朝鮮の運転・保守要員129名の訓練が開始、最終的に529名が訓練される。


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