[原子力産業新聞] 2002年8月22日 第2149号 <5面> |
[日本原子力学会] 「秋の大会」いわきで日本原子力学会は9月14日から16日までの3日間、「2002年秋の大会」を福島県いわき市中央台のいわき明星大学で開催する。 同大会では、(1)総論(2)放射線工学と加速器・ビーム科学(3)核分裂工学(4)核燃料サイクルと材料(5)核融合工学(6)保健物理と環境科学‐‐の6分野から636件の応募論文が発表されるほか、特別講演や部会企画セッションの一部を一般の人々に無料公開する。 一般公開されるのは、特別講演1「福島県浜通りの紹介(1)浜街道を行く(2)いわき古脊椎動物化石について」および、特別講演2「知と森とエネルギー原子力界の若手との交流」。特別講演2では、若手の目指す原子力の将来像や、韓国若手研究者の活動状況などについて紹介するほか、佐藤栄佐久福島県知事が講話を行う予定。このほか、部会企画セッションの中から「社会・環境部会チェインディスカッション原子力のコミュニケーションに必要なもの」が一般公開される。 同大会ではこのほか、学生連絡会によるポスターセッションや、同大会終了翌日の17日には東京電力福島第2原子力発電所の見学会を予定している。 問合せは、同学会(電話03─3508─1261、電子メールatom@aesj.or.jp)まで。 |